理事長挨拶
「体験からの学び」
近年、社会環境の急激な変化、情報技術の進歩により、人々は生活の豊かさを求め続けてきました。その結果、自分を取り巻く自然や人とのかかわりの希薄化が指摘されるようになりました。
未来を担う子ども達が、いかなる社会環境の変化の中においても、目標を持ち、たくましく生きていくために大切なことは何か。それは、教わって知ることではなく、自らの体験から「気づき」「考え」「行動する」ことのできる場に数多く出会うことではないでしょうか。
自然は、私達に多くのことを教えてくれる学びの場です。野外に一歩足を踏み出し、自然に触れ合い、仲間とともに全身で思いきり遊ぶ体験は、たくさんの発見や感動を与えてくれます。それは、自らが成長するために欠かすことのできない大切な要素なのです。
野外における体験活動が、ご参加いただく子ども達の成長に繋がる大切な機会となりますことを期待するとともに、スタッフ一同、その一躍を担えるよう心より応援させていただきます。
NPO法人東京おもしろ野外学校 理事長 伊藤勝則
プロフィール
学生時代、野外活動指導者研修を受講したことをきっかけに野外活動の世界に入る。大東文化大学教育学科を卒業後、1995年 某区教育委員会で福祉教育、青少年教育、ジュニアリーダー研修を担当。2000年 東京おもしろ野外学校を立ち上げ現在に至る。
日本アウトドアネットワーク副代表理事・安全部長
主な資格：小学校教諭第１種免許、国内旅行業務取扱管理者、レクリエーションコーディネーター、キャンプディレクター１級 他